2026.08.25 商品開発ストーリー 「魔法のパンツ」はなぜ生まれたのか? ビースリー誕生ストーリー
一度はいたらやめられない、なんて聞くと、ちょっと大げさに聞こえるかもしれません。でも実際にビースリーのパンツをはいたお客様から、そんな声をたくさんいただいてきました。
「気持ちいいのに、きれいに見える」。そんな“魔法のパンツ”は、実は「自分にぴったりのパンツに、なかなか出会えない」という、多くの女性が感じてきたシンプルな悩みへの気づきから始まっています。
今回は、ブランドが生まれるまでの舞台裏をご紹介します。
そもそも、なぜ「パンツ」だったの?
きっかけは、「自分に合うパンツを見つけるのは、実はとても難しい」という、多くの女性から聞こえてきた声でした。
デザインは気に入っても、はき心地や肌ざわり、メンテナンスのラクさは妥協してしまう——そんなパンツ選びでのお困りに応えたいという、シンプルな思いがすべての始まりでした。
見た目をどう見せるかだけではなく、「はく人が、気持ちよく自分らしくいられるように」。そんな思いを込めて開発が始まります。
実は、会社が最初に手掛けた特徴的な商品があります。それが、はくだけでヒップアップが叶う「ヒップアップカルソン」というパンツです。まだ「ビースリー」というブランドが生まれる前のことでした。
ウエストやヒップ周りをすっきり見せるガードルとパンツを一体化させることで、はくだけでスタイルアップをかなえてくれるアイテムです。
開発時には、実際にパンツをはく女性の声に耳を傾けることを何より大切にしました。たくさんの協力者にサンプルをはいてもらいながら率直な感想を聞き、試行錯誤を重ねる日々。
そうして生まれたヒップアップカルソンは、専門店から高い評価を受け、関西のある百貨店が大量にオーダーを入れてくれたことで、事業は大きく軌道に乗っていきます。

なぜ「パンツ」だけに特化したの?
普通のアパレルメーカーは、トップスもスカートも展開して、ブランド全体でイメージをアピールしていく方法をとります。
でも、それでは毎シーズン膨大な種類の商品を作らなければならず、予測が外れれば大量の在庫を抱えることにつながってしまいます。
事業は軌道に乗ってきたとはいえ、当時はまだスタートして間もない、小さなアパレルメーカーでした。
「大手や既存メーカーと同じ土俵で戦っても、勝てるはずがない」
そう考えた創業者が選んだのは、ひとつのアイテムに徹底的にこだわる道でした。
たとえるなら、なんでも作る中華料理店ではなく、ぶた饅だけを極める専門店になる、というイメージです。
女性のパンツは、トップスやスカートに比べて実は保守的なアイテムで、デザインだけでなく「はき心地」「シルエット」「脚をすっきり見せること」といった機能性も大切にされます。
だからこそ、機能性を突き詰めれば、他のメーカーにはない独自のパンツをつくれるはずだと考えたのです。
こうして、ヒップアップカルソンで得た手応えをもとに、パンツだけを専門に扱うブランドとして新たに立ち上げられたのが「ビースリー」でした。

「ビースリー」という名前には、どんな意味があるの?
ビースリー(B-THREE)という名前は、3つの「Better(より良いもの)」から来ています。
- Fit Better:より良い機能性、適度なフィット感
- Feel Better:より良い肌ざわり、はき心地
- Look Better:より良いデザイン、美しいシルエット
Bが3つ並ぶことから、「B-THREE」と名付けられました。
はき心地、肌ざわり、見た目。この3つすべてにおいて「より良いもの」を追求する——そんな姿勢が、ブランド名にそのまま込められています。

「魔法のパンツ」はどうやって生まれたの?
ヒップアップカルソンの開発中に出会ったのが、ストレッチ素材の可能性でした。
「もっとストレッチ力があって、はき心地のいいパンツを作れば、きっと市場に支持される」
そう考えて、ビースリーの顔となる新商品の開発に取りかかります。
とはいえ、素材開発は想像以上に困難を極めました。難易度の高い素材で、納得のいく仕上がりにたどり着くまで、何度も試作を重ねる日々が続いたといいます。
試行錯誤の末に完成したのが、今も多くの女性に愛される「魔法のパンツ」です。
一番大変だった出来事は?
会社を立ち上げてまもなく、最初の決算を迎える前に、阪神・淡路大震災が起こります。
当時、神戸市内のビルの一室で営業していた会社は被災し、半年間、開店休業の状態が続きました。
それでも事業を続けられたのは、全国の取引先が励ましの言葉をかけてくれたり、在庫を引き取ってくれたりと、たくさんの人に支えられたからだといいます。
「お客様、取引先、仕入先、従業員とその家族。ビジネスに関わるすべての“人”との絆を強くしていくことこそが、成功の秘訣」
この経験から得たという言葉には、ブランドの根っこにある考え方がよく表れています。
お店にも、こだわりがあるって本当?
ビースリーのショップには、ちょっとしたお楽しみがいくつも隠れています。
パンツは普通、ハンガーにかけるか畳んで陳列されるものですが、ビースリーではあえて円筒形の「シリンダーパッケージ」に商品を収めています。
「丸めてもシワになりにくい」「誰も試着していないまっさらな商品」ということを、目で見てわかるようにするための工夫です。
さらに、店内にはパンツのシルエットの美しさを伝えるための、ユニークな腰から下のディスプレイも。
お客様の方を向いてお辞儀をしているようなデザインになっていて、細部にも遊び心とお客様への気配りが込められています。

どんな想いで会社を作ったの?
創業のきっかけは、「世の中に新しい価値観を創り出したい」というシンプルな夢でした。
この思いが、そのまま社名の「バリュープランニング=新しい価値を創造する会社」や企業理念につながっています。
その考え方は、次の3つの言葉に集約されています。
- オンリー1:他にない価値
- ナンバー1:他よりも優れた機能
- ファースト1:誰よりも早く企画開発する

パンツというひとつのアイテムに徹底的に向き合い、既成概念にとらわれない発想を貫く。
その姿勢こそが、今もすべての「魔法のパンツ」に息づく、B-THREEというブランドの原点なのです。
「はく人が、気持ちよく自分らしい毎日を過ごしてほしい」。
そんな小さな気づきから始まった物語が、今では多くの人に愛される「魔法のパンツ」へと育ちました。
ひとつのアイテムに向き合う専門店だからこそ生まれた、オンリー1のパンツ。ぜひ一度、そのはき心地を体感してみてください。
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